愛犬の毎日の「食」のギモンに、
ペット食育の視点からお答えしていくコーナーです
犬にジャーキーを毎日与えても大丈夫?
A. おやつは、1日の総カロリーの「10%以内」を目安に、量を調整しながら与えましょう。
ジャーキーなどのおやつは、愛犬とのコミュニケーションやごほうびとして役立つ存在です。
ただし、ジャーキーは水分を抜いて作られているため、栄養やカロリーが凝縮されています。
そのため、与えすぎると主食(総合栄養食)の食べ残しや、栄養バランスの偏りにつながることもあります。
おやつを与えた日は、その分フード量を少し調整してあげるのがおすすめです。
愛犬の体格や運動量に合わせて、無理のない量で楽しんでくださいね。
食育アドバイス
「おやつは1日の摂取カロリーの10%以内」がひとつの目安とされています。
量がわかりにくい場合は、愛犬の頭の“ハチ”(耳と耳の間)くらいのサイズ感を参考にする飼い主さんもいます。
あらかじめ1日分を小さくちぎって保存容器に分けておくと、あげすぎ防止にもなり便利ですよ。
犬に魚を与えるメリットは?
A. 魚には、DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれており、皮膚や被毛の健康維持をサポートする栄養素として知られています。
特に青魚には良質な脂質が含まれており、乾燥が気になる子や、毛並みが気になる子のおやつとして取り入れることもできます。
また、魚は牛肉・鶏肉とは異なるタンパク源のため、おやつの種類を見直したい時や、食事内容をシンプルにしたい時にも選ばれています。
さらに、魚は比較的消化しやすい食材とされており、シニア犬や胃腸がデリケートな子のおやつとして使われることもあります。
食育アドバイス
魚ジャーキーは香りがしっかりしているため、食欲が落ちている時のトッピングとして活用することもできます。
一方で、脂質が多い魚を与えすぎるとカロリーオーバーにつながる場合もあるため、愛犬の体格や運動量に合わせて適量を意識してあげましょう。
犬の皮膚トラブルや涙やけに、おやつ(食事)は関係ありますか?
A. 食事内容やおやつの種類が、皮膚や被毛、涙やけの状態に影響することがあります。
犬の皮膚や被毛は主にタンパク質から作られているため、毎日の食事でどのようなタンパク質を摂っているかは大切なポイントです。
また、おやつに含まれる添加物や脂質の状態、与える量などが、体調に影響する場合もあります。
皮膚が敏感な子や、涙やけが気になる子には、できるだけ原材料がシンプルで、素材の種類がわかりやすい「単一タンパク源(鹿肉のみ・魚のみ等)」のおやつを選ぶ飼い主さんも増えています。
愛犬の体質に合わせて、食事やおやつを見直してみましょう。
食育アドバイス
おやつ選びでは、「いろいろ足す」よりも、まずは原材料がシンプルなものを選ぶことも大切です。
無添加で素材がわかりやすいおやつに切り替えることで、食生活を見直すきっかけになることもあります。
アレルギー体質かもしれない犬におやつを与える際の注意点は?
A. 原材料がシンプルなおやつを選び、初めて与える食材は少量から試してみましょう。
「◯◯ミックス」や、複数の食材が含まれているおやつは、万が一体に合わなかった場合に、原因となる食材を特定しにくくなることがあります。
食物アレルギーが気になる場合は、これまで食べたことのないタンパク質(新奇タンパク質)を、原材料が1種類だけのおやつで試す方法もあります。
鹿肉や馬肉などを使用したシンプルなジャーキーを、まずは少量から与え、便や皮膚の状態などを見ながら様子を確認してあげましょう。
心配な症状がある場合は、かかりつけの獣医師へ相談することも大切です。
食育アドバイス
初めてのおやつを与える時は、平日の午前中など、万が一体に合わなかった場合でも動物病院へ相談しやすい時間帯を選ぶと安心です。
すくもWAN工房
ホリスティックケアカウンセラー・ペット食育士2級
高知県宿毛湾近海の未利用魚や鹿肉を活用した無添加ペットおやつを製造しています。
愛犬との暮らしに寄り添う「食育」の視点から、日々の食について発信しています。

